夜の「倉吉ワイナリー」で美酒と美食に耽溺しました!
週末の夜、倉吉市西仲町の「倉吉ワイナリー」さんにお邪魔しました。
夜の「倉吉ワイナリー」さんであります。
美しいですヽ( ̄▽ ̄)ノ
日が暮れて、暗くなってきた商店街に、幻のように静かに輝く美しさです。
前回、休日の昼下がりに偶然ワイナリーを見つけて、2階の「ワインバー」でツレのみがワインをいただいた様子については、以前にお伝えしましたね。
(その時は、のんきーは運転担当でしたので、ノンアルコールワインに甘んじました(^。^;))
今日は、そのリベンジにやって来たのです。
「倉吉ワイナリー」さんの2階の「ワインバー」では、完全予約制(数日前の予約が必要)で夜の営業もしておられ、コース料理とワインの組み合わせが楽しめるのです。
今日は、のんきーも飲めますよΨ( ̄∇ ̄)Ψ
店内も美しいです。
この日は、他のお客さんはおられず、のんきーたちのみ。
貸し切り状態でした。
この空間にお客はのんきーたちだけとは、贅沢ですね。
日常生活とはかけ離れた素晴らしい雰囲気ですヽ( ̄▽ ̄)ノ
後で伺ったのですが、インテリアについてもライティングについても、かなーり凝られらしいですよ(* ̄ー ̄) サモアリナン
本日のメニューです。
「倉吉ワイナリー」さんが手掛けたワインたちと、「ワインたちのための料理」が提供されるようです(*´ω`*)
ワインに素養のないのんきーでも、あれこれ悩まずに、安心して楽しめそうな構成ですね(*^¬^*)
まずは、ロゼワインの
「幸葉 2017」(マスカット ベリーA)
です。
甘くフルーティーな香りが特徴です。
ロゼワインに合わせて供された前菜たちです。
どーん!
「ハモンセラーノ」です。
皆様ご存知の通り、間違いないやつですよね。
「琴浦サーモンのポテトサラダ」です。
ほっくり感も残るポテトと琴浦サーモンの旨みが融合して、よいお味です(*´ー`*)
ロゼが進んでしまいます。
「トマトのアーリオ・オーリオ」
と
「柿とクリームチーズ巻き」
です。
トマトや柿の甘味が、甘い香りのロゼにぴったりでした。
社長さんのお話を少し伺うことができました。
元々京都在住だった社長さんですが、ワイン好きが高じて、ついにはこの鳥取県倉吉市でワイナリーを作ってしまわれたのだそうです((((;゜Д゜)))
まず、全国からワイン作りに適した場所を抽出して、その中から鳥取県中部を選んで、移住し、葡萄作りを始めながら、赤瓦2号館で「ワイン蔵」を開業されたそうです。
そして、小規模なワイナリー開業のために、倉吉市・湯梨浜町・北栄町の「ワイン特区」認定への働きかけをしつつ、自家農園で収穫された葡萄を岡山県のワイナリーに委託し醸造してもらい「ワイン蔵」で販売されておられたんですって。
しかし、2016年10月の鳥取県中部地震により、ボトル詰めされたばかりの出来立てのワインたちの多くが割れてしまうという悲劇的な損失もあったりして、道は険しかったようです(・・;)
2017年12月にようやく倉吉市・湯梨浜町・北栄町が「ワイン特区」に認定されて、念願のワイナリーをオープンすることが出来て、自家醸造の「純鳥取県産」ワインの生産が出来るようになったそうなのです。
続いて、白ワインの
「伯州 2018」(甲州)
です。
フルーティーな酸味が特徴です。
出来立てホヤホヤの新酒で、フレッシュでした。
白ワインに合わせて供されたのは、
「椿仕立ての手鞠寿司」
です。
左から反時計回りに、
「鮭」「帆立」「海老」「烏賊」
です。
さわやかな白ワインに、お寿司の酸味が合いますね。
白ワインには、もう一品
「牡蠣のアヒージョ」
です。
この「牡蠣のアヒージョ」とフレッシュな「伯州 2018」との相性が最高でした。
「マリアージュ」の意味をわかっていないのんきーでさえ、「マリアージュ」という言葉を使いたくなるおいしさでした( ≧Д≦ )
幸せだなあ(ノ´∀`*)
社長さんは、鳥取県中部を「ワイン特区」にすることにより、中部にいくつものワイナリーが立ち並び、この地に新しいワイン文化が花開くことを夢見ておられました。
そのために、「倉吉ワイナリー」さんではワイナリー設立に興味のある方の研修も受け入れておられるそうです。
「倉吉ワイナリー」さんが、鳥取県中部の「ワイン特区」での先陣を切ることになるので、後にどんどん続いて欲しい新規ワイナリーたちのためにも、開拓者・先駆者としては失敗は出来ないというプレッシャーもあるのですよ、とも語っておられました(*`・ω・) タシカニ
続きまして、赤ワイン
「実結 2017」(メルロー)
です。
まろやかで優しい赤でした。
赤ワインと供されたのは
「鴨ソン鍋」
です。
クレソンは関金産。
たんまりありますヽ( ̄▽ ̄)ノ
青森県産の鴨肉です。
こ、これは、かつて一世を風靡した小説「失楽園」に登場し、ブームになったという*いわゆる「失楽園鍋」ですね。
*のんきーは「失楽園」を読んだこともなければ、映画もドラマも見たことないのですが、2018年度上半期のNHK朝ドラ「半分、青い。」の中で、嶋田久作さん扮する「100円ショップ大納言」の雇われ店長で「失楽園」フォロワーの「田辺さん」が、愛人との失踪中に食べて来たと話していたので、のんきーにはかろうじて「鴨ソン鍋」というものの記憶がありました。
この鍋が、
とってもおいしかったのです((((;゜Д゜)))
出し汁に鴨の脂が滲み出して、脂のコクをまとったクレソンが最高にうまいかったのよ。
赤ワインにぴったり(ノ´∀`*)
渡辺淳一先生恐るべしです。
そして、昔のオジサンたち恐るべしです。
さらに、
「実結 2016」(カベルネソーヴィニヨン)
も登場しました。
こちらは、ややどっしりとした、コクと渋みが印象的な赤でした。
ワインで、鴨の脂がさっぱりとしますね。
いける。
最高ですヽ( ̄▽ ̄)ノ
シメは、お蕎麦でした。
鴨とクレソンの旨みがたっぷり滲み出たお出汁とともにいただきます。
旨くない訳がないよね。
ものすごくおいしいです。
なんて幸せなんだ(ノ´∀`*)
素晴らしいお店でいただく、おいしいワインとおいしい料理に大満足なのんきーとツレなのでした。
これでワイン代込みで、1人前5000円(+税)は、安過ぎなんじゃないかな?
人気が出て、そのうち予約がなかなか取れなくなっちゃいそうですね。
季節が変わると、コース料理でどう変わるかも楽しみですね(*´ー`*)
3月17日に松江で行われる
「山陰ワインフェスティバル」
に出店予定とのこと。
行ってみたいなあ(*´ω`*)
…いやいやそれより、また夜の「倉吉ワイナリー」さんに伺いたいです。
ごちそうさまでしたm(_ _)m
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